令和6年 仕事始め式

令和6年1月5日(金)

令和6年仕事始め式を行いました。

新年の挨拶をする冷牟田理事長

(挨拶の内容)

 年明け早々、能登半島の地震という天災、羽田空港の飛行機事故という人災が起きるなどの痛ましい災害がありました。この災害でお亡くなりになられた方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

 人間の不注意によって起こる災害については、当法人も人の命を預かる仕事をしているため、安全管理体制を今まで以上に徹底するよう、施設長から職員の皆さんにくれぐれもお伝えいただきたいと思います。

 どうか穏やかな日々が続くことを願うと共に、この一年の皆様の健康とご多幸を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

 

文責:総務課 星山

冷牟田理事長 海外視察(タイ国バンコク)

令和5年12月12日~12月15日

海外視察を行いました。

視察先1 Dream Nursing Home(ドリームナーシングホーム)2023年7月にタイ保健省より開設認可を受けた介護施設

ド リームナーシングホームは、バンコク郊外のノンタブリー県(バンコク中心地から北に位置し、直線距離にして約20kmの距離。)ノンタブリーはアユタヤ時代から続く都市です。

 入所対象者は、自分一人での生活ができない方、寝たきり状態の方、退院後で自宅での生活に必要な能力を回復するための期間での利用を希望される方です。基本的にタイの介護施設には、自分である程度生活ができる方は入所されないとのことです。

 2021年に介護に関する省令がタイ保健省により施行されました。この省令では、①サービスプロバイダー(いわゆる介護士)、②オペレーター(施設の運営責任者)、③介護施設についての新たなライセンスと登録が義務付けられました。これは、タイ国においても新型コロナウイルスが蔓延し、感染者や死者が増加した背景の下、特に感染対策としての意味合いが強いものであったとのことです。

 タイ国には日本国で言う介護保険制度が無く、介護施設への入所は自費となるため、ご利用者やご家族の負担が大きいだけではなく、施設運営も難しいようです。

 タイ国も少子高齢化が進み、様々な業種で人材不足となっています。介護人材については大きな問題となっていませんが、今後の介護需要で人材不足となることが懸念されています。

視察先2 福岡県バンコク事務所

東南アジアの情報の中心、バンコクにある福岡県バンコク事務所を訪問し、情報交換を行いました。

 国立ヒマドン大学の研究機関によると、2020年のタイ国の平均寿命は男性73.6歳、女性が80.7歳(1990年代では男女合わせた平均寿命は70歳程度)で、医療技術等の向上によって上昇傾向にあるそうです。

 介護は家族が担う(女性が主)ものとの考えが根強いことと、介護施設の利用料金が世帯収入に対して高額であることから、女性がキャリアを捨てて介護に専念することが問題視されることが多いそうです。今後は介護事業の発展も考えられるが、国の制度がどの程度後押しするかが大きな鍵となると考えます。

(参考)Globai Gender Report 2022によると、タイの女性管理職の割合は39.21%で、日本の13.28%の約3倍。

 現在の介護施設はタイ国人向けが殆どであるが、タイ政府は10年間有効のリタイアメントビザを導入していることと、一定額の預貯金と収入のある外国人が多数タイに滞在していることから、外国籍高齢者も顧客の対象となります。実際に1月に日本円で30万円以上の利用料が必要な外国人に向けた介護施設もあるそうです。

(前)冷牟田洋一  理事長

(奥)グリーンプラザ開発株式会社 小林祐馬 社長

(右)西田光孝 バンコク事務所所長

(左)東智子 バンコク事務所副所長

 

タイ国福岡県人会についての説明をいただきました。

 1982年に設立された主に企業の駐在員などによって、企業の垣根を越えて組織された企業県人会であり、福岡県バンコク事務所と県内企業とで事務局を務めているそうです。

 会員は福岡県に所縁のある方の約700名。毎月のイベント(スポーツ、懇親会等)を通じて親睦を図り、ビジネスや日常のコミュニティづくりを目的とした集まり。

 イベントの参加のみではなく、ビジネスでの橋渡しを事務局に依頼することも可能。

 今回の視察でも、運転手付きレンタカーと通訳サービスにおいては福岡県バンコク事務所を通じて福岡県人会のメンバーの関係する会社を紹介していただき、他社よりも安価でスムーズ、安全なスケジュールを組むことができました。

 

おわりに

 ドリームナーシングホームは介護のライセンスを取得し、施設開設の認可を取って「これからの介護を担う。」といった勢いと覚悟を感じたような気がします。

 日本で介護保険制度が始まった時、私たちも同じような覚悟を持ち、理想の介護を追求しようと考えていたのではないだろうかと、初心を思い出しました。

 今後も国内外を問わず視察を行い、アジアの中での日本の福祉、世界の中での日本の介福祉がどうなっているのかを知ることで、介護人材の確保、より良いサービスの提供ができるのではないかと考えます。

文責:総務課 星山

職員提案制度 表彰式

令和5年11月27日(月)

令和5年度 社会福祉法人 西日本至福会 職員提案制度表彰式が行われました。

今回は、サンフラワーズ北九州の宇都宮めぐみ介護主任が「奨励賞」を受賞しました。

受賞した提案のテーマは「VRを使ったコロナ禍における、ご利用者の余暇活動の充実」でした。

VRを使うことで、施設外の映像(思い出の場所、生まれ育った町や観光名所など)を観て外気浴の雰囲気をリアルに感じていただき、ストレスの緩和や認知症の進行予防につながるといった内容でした。

本制度は、職員の提案によって、ご利用者が安全で快適な生活を送れるような工夫や、職員が働きやすい職場づくりを目的としたものです。

西日本至福会では、職員提案制度に限らず、良い提案があればスピード感を持って対応するように心掛けています。

文責:総務課 星山

コンプライアンス研修開催

令和5年10月24日(火)

当法人の顧問弁護士でもある、阿部哲茂法律事務所の伊塚允耶弁護士を講師にお招きし、コンプライアンス研修を開催しました。

コンプライアンスに関しては、法令遵守のみならず、社会人として、法人職員として振る舞うことが求められているとのことでした。

当法人では、全職員にコンプライアンス研修の参加を義務付けています。

ご利用者様の安全と健康を守るため、コンプライアンスを遵守して参ります。

文責:総務課 星山

辞令交付式 (中途採用・異動)

令和5年10月2日(月)

 辞令交付式(中途採用・異動)を行いました。

中途採用

川原範子   ゆうあい 栄養課 管理栄養士

白川友博   サンライズ北九州 介護科介護員

 

異動

髙見聡    サンライズ北九州 介護科 介護員

大江由紀子  ちづる園 生活支援課 生活支援員

十河恵美   千寿中間 介護科 介護員

 

西日本至福会に2名の新しい仲間が加わり、3名の職員が異動の辞令を受けました。

それぞれの職員が持っている知識や経験によって、施設が今よりも更に魅力ある場所になるように努力して参ります。

文責:総務課 星山

会計に関するコンプライアンス研修 開催

令和5年9月29日(金)

会計に関するコンプライアンス研修を開催しました。

講師として、西秀雄 公認会計士・税理士事務所 所長の西 秀雄 氏をお招きしての開催となりました。

本部職員、法人内事務職員全員が出席しました。

社会福祉法人にもとめられる「コンプライアンス」とは、決して法令違反さえしなければよいわけではなく、利害関係者からの合理的な要請、つまりは社会的なルールや職業倫理を遵守し、社会的責任に応えることであり、それに反するような事態の発生を防止して法人価値が毀損されることがないようにすることだと考えるべきだとされています。

今回の研修で学んだことを忘れずに、今後も健全な法人運営に努めて参ります。

御多忙中にも関わらず、当法人職員研修の講師を快くお引き受けくださいました 西 秀雄先生、心より感謝申し上げます。

文責:総務課 星山

 

西日本至福会 ゴルフサークル コンペ開催

令和5年7月21日(金)

西日本至福会ゴルフサークル コンペを開催しました。

コロナ禍のため、ここ数年、サークル活動が行えませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが「5類感染症」に移行したことをから、久しぶりにゴルフコンペを開催することができました。

冷牟田理事長による開会の挨拶の様子

晴天に恵まれました

ゴルフサークル部長の小畑主任生活相談員

プレー後の談笑の様子

大自然の中での運動は、ストレス発散に効果があるようです。

今後も感染予防に努めながら、ご利用者と職員の健康維持に努めて参ります。

第172回理事会開催

令和5年6月27日(火)

第172回 理事会が開催されました。

開会前に、第138回 評議員会で理事に選任された、清水理事(ケアハウスゆうあい施設長)の挨拶。

石田理事が議長に選任され、議案の審議が進みます。

第24期 理事長に選任された、冷牟田 洋一 理事長の挨拶。

第24期 常務理事に選任された、白尾 啓介 常務理事の挨拶。

文責:総務課 星山

第138回評議員会開催

令和5年6月26日(月)

第138回評議員会を開催しました。

評議員会冒頭、令和5年4月21日に開催された、第4回評議員選任・解任委員会において、新たに評議員に選任された、舩津革 評議員よりご挨拶をいただきました。

開会前、冷牟田理事長から経営報告ならびに挨拶がありました。

髙木評議員が議長に選任され、審議が進みました。

慎重な審議が行われました。(議案3件、報告7件、諸般報告)

社会福祉法人として、評議員会や理事会を適切に開催するように努めています。これからも、地域の皆様から愛される法人運営を心がけて参ります。

文責:総務課 星山

第171回理事会開催

令和5年6月5日(月)

第171回理事会が開催されました。

冷牟田理事長による挨拶と経営報告で理事会が始まりました。

議案についての説明をする白尾常務理事。

監査報告をする末松監事(左)、猪原監事(右)。

冷牟田理事長から、今期で退任される山本理事に退任記念品の贈呈。

山本理事には、平成29年6月より6年間、理事をお努めいただきました。

当法人の運営にご尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

今回の理事会では5つの議案が承認され、その他報告がなされました。

5月8日には、新型コロナウイルスの感染症法の位置づけが「5類」に移行されました。今までに学んだ感染症の知識を生かしながら、西日本至福会もコロナ前のような開けた施設運営を進めて参ります。もうしばらくの間、ご不便をおかけするかとは思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

文責:総務課 星山