海外視察報告会(フランス・パリ)開催

令和7年12月9日(火)

海外視察報告会(フランス・パリ)を開催

日本と似た介護保障制度を持ちながら、医療との連携が進んでいることで有名なフランスの介護施設(医療付き介護施設EHPAD)の視察を、冷牟田洋一理事長、白尾啓介常務理事、星山正光総務課長の3名が10月末に行い、その内容について報告会を開催しました。

視察の報告をする 冷牟田洋一 理事長

白尾啓介 常務理事

星山正光 総務課長

フランスは老人ホーム施設発祥の地とも言われています。代表的なものとして、ノートルダム大聖堂に隣接するオテル・デュー・パリは、中世に創設された施療院で、孤児、貧困者、巡礼者を受け入れ、カトリック教会によって管理されていた施設です。ここに高齢者も受け入れをしていたことが老人ホームの始まりと言われています。

今回のフランス・パリ視察では、日本とフランス両国で共通している介護分野の慢性的 人手不足と、社会保障財政がひっ迫している国の財政事情など、同じような問題が多いということがわかりました。しかし、利用者の意思決定を尊重すること、相手のもてなし方についてをはじめとして、多くのことを学ぶことができました。文化が違うのですべてが同じようにとはいかないでしょうが、日本風にアレンジしたり、一部分を取り入れるなどしてより良いサービスの提供ができればと思います。

 

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文責:総務課 星山